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CDNとは?仕組みや意味を初心者向けにわかりやすく解説します!

初心者向けにCDNを解説 Webサイト表示の高速化と セキュリティアップに役立つネットワーク

Webサーバーへの負荷を軽減する手段として注目を集めているCDNですが、どのような仕組みになっているかを理解している人は少ないのではないでしょうか?

本記事ではCDNとはどういう意味で、どんな仕組みになっているのかを初心者向けにわかりやすく解説していきます。

CDNを利用するメリット・デメリットについても詳しく解説しますので、CDNを導入しようと考えている人はぜひ参考にしてください。
 

CDNとは?意味をわかりやすく解説

CDNとは「Content Delivery Network(コンテンツデリバリーネットワーク)」の略で、大容量のコンテンツをユーザーに効率よく配信できるネットワークのことです。

昨今ではインターネットを利用するユーザーが急増しており、動画などの容量が大きいデータを配信する機会も増えてきました。

多くのアクセスが集中してしまうとサーバーへの負荷が高まり、ダウンロードが遅くなったりサイトが表示できないなどのトラブルが発生することも多いです。

そんな問題を解決するために作られた仕組みがCDNになります。

CDNではデジタルコンテンツを配信するためにネットワークを最適化することで、アクセスの集中やコンテンツの大容量化が起こってもサイトの表示やデータのダウンロードをスムーズに行うことが可能です。

CDNの仕組み

CDNの仕組み

CDNは、オリジンサーバーのデータをコピーし、それらを世界中に分散配置されたキャッシュサーバーから配信する仕組みです。

この仕組みによりユーザーは物理的に距離の近いキャッシュサーバーからデータを取得できるので、Webサイトの高速表示が可能となります。

CDNはコンテンツの配信を複数のキャッシュサーバーに分散することで、ネットワークの効率化を実現するのです。

CDNの導入にかかる料金

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利用料金 運営会社 特徴
Cloudflare 月額20ドル Cloudflare, Inc. アメリカ 世界中にサーバーが存在する
セキュリティ対策に強い
Amazon CloudFront 0.114ドル/
10TBまで
AWS (Amazon Web Service) アメリカ レスポンスが非常に速い
利用した分だけ料金が発生する
Fastly 0.19ドル/
10TBまで
Fastly, Inc. アメリカ 動的コンテンツのキャッシュができる
リアルタイムデータの取得ができる
Akamai 要問い合わせ Akamai Technologies, Inc. アメリカ 世界的最大規模のネットワーク
サーバー間のデータ移動が高速
CDNetworks 要問い合わせ CDNetworks Japan Co., Ltd. 日本 安定した高速ストリーミングができる
サイバー攻撃に対して強い

(※2023年6月時点)

各CDNサービスごとの導入料金について上記の表にまとめました。

CDNサービスによって導入にかかる料金は異なりますが、大手CDN事業者である「Cloudflare」ではプロプランを月額20ドルで利用することが可能です。

他にも「Amazon CloudFront」や「Fastly」などのCDN事業者が存在するため、比較検討をしてどのCDN事業者を利用するか決めるのが良いでしょう。

他にもレンタルサーバーからCDNを決める方法もあり、「ColorfulBox CDN」では月額440円から利用することが可能です。

まずは手軽にCDNを試してみたいという人には最適なプランとなっていますので、「ColorfulBox CDN」もぜひ検討してみてください。

CDNの3つのメリット

  1. Webサイトの表示速度が向上する
  2. サーバーのセキュリティが強化する
  3. WebサイトのSEO評価が向上する

ここからそれぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

Webサイトの表示速度が向上する

CDNを利用することで、Webサイトの表示速度を向上させることができます。

Google ChromeやSafariなどのブラウザではドメインの同時接続数が6つまでと定められており、HTMLやCSS、画像ファイルを同時に7つ以上ダウンロードする際には待ち時間が発生し表示が遅くなってしまいます。

CDNを使用すれば、HTTP/2やHTTP/3などの高速なプロトコルに最適化できます。これにより、複数のリクエストやレスポンスを同時に一つの接続でやり取りすることが可能となり、通信の遅延が少なくなることが期待できます。

さらに、ユーザーが自動的に物理的に近いキャッシュサーバーへアクセスすることも、表示速度改善の一因です。

Webサイトの表示速度を改善したいと考えているのであれば、CDNを利用してみてください。

サーバーのセキュリティが強化する

CDNを導入することで、サーバーのセキュリティを向上させることができます。

CDNを利用してコンテンツ配信を行うと、ユーザー側から直接オリジンサーバーへのアクセスはなくなり、オリジンサーバーの負荷が大幅に減少します。

また、オリジンサーバーへのサーバー負荷が軽減することで、サーバーダウンを狙うDos攻撃・DDoS攻撃を受けたとしてもリスクを回避できます。

Dos攻撃 1台のPCから意図的に大量のアクセスを発生させてサーバーをパンクさせるサイバー攻撃
DDoS攻撃 複数のPC(IPアドレス)からDos攻撃を行う分散型のサイバー攻撃で、情報漏洩などの被害も。

サーバーのセキュリティレベルを高めたいと考えている人にも、CDNの導入はおすすめです。

WebサイトのSEO評価が向上する

CDNの導入で、WebサイトのSEO評価が向上するというメリットもあります。

SEO評価を決める指標のひとつに、サイトの表示速度が影響しているからです。

検索ユーザーはできるだけ早く質問に対する答えを見つけたいと考えています。研究によると、ユーザーはページの読み込み速度を非常に気にかけています。読み込み速度これまでもランキング シグナルとして使用されていましたが、デスクトップ検索を対象としていました。そこで 2018 年 7 月より、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素として使用することになりました。

Google検索セントラル

Googleの公式ページでも上記のような表記がされているように、SEOで上位表示を狙うためにはページの読み込み速度を高速化することが重要です。

CDNを導入することで表示速度を改善できれば、SEO評価を向上させることにつながるでしょう。

CDNの3つのデメリット

  1. コンテンツ更新の反映が遅れることがある
  2. 設定を間違えることで事故が起こる可能性がある
  3. CDNがダウンするとコンテンツが表示されなくなる

CDNを利用するデメリットは上記3つです。

ここからはそれぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

コンテンツ更新の反映が遅れることがある

CDNの設定には、キャッシュサーバーからオリジンサーバーへコンテンツを自動更新するために読み込みに行く間隔を決める項目があります。

コンテンツを更新してからCDNに反映されるまでのタイムラグが発生するため、ユーザーに即時更新されたコンテンツを届けられないデメリットがあります。

例えば、自動更新にかかる間隔を15分に設定したとすると、オリジンサーバーでコンテンツを更新してもCDNでは15分間は古いコンテンツが配信し続けられるのです。

CDNを導入するとコンテンツの更新に時間がかかってしまうという点は覚えておいてください。

設定を間違えることで事故が起こる可能性がある

CDNの設定を間違えてしまうと、キャッシュするつもりではなかったコンテンツを配信してしまう恐れがあります。

例えば、会員登録が必要なWebサイトの場合、Aさんにのみ配信するはずのコンテンツを他の人にも配信してしまうなどです。

個人情報や機密情報など、外部に配信してはいけないコンテンツが配信されてしまうなど、思わぬ事故に繋がってしまいます。

情報漏えいが起こってしまっては意味がないため、必ずCDNの設定確認をするようにしてください。

CDNがダウンするとコンテンツが表示されなくなる

CDNではキャッシュサーバーからコンテンツ配信を行うため、障害などでダウンしてしまうとすべてのコンテンツが表示されなくなってしまうデメリットがあります。

大手CDN事業者であれば安心だと思うかもしれませんが、過去には大手CDN事業者のサービスがダウンしてWebサイトやアプリが利用できなくなってしまった事例もありました。

CDNサービスを利用する際には、あらかじめサーバーがダウンしたときの対策なども確認しておいたほうが良いでしょう。

CDNの利用方法

CDNを利用するためには、

  1. CDNサービス事業者と契約する
  2. レンタルサーバーのオプションを利用する

の2つの方法があります。

ここからそれぞれの方法について詳しく解説していきます。

CDNサービス事業者と契約する

上記のようなCDNサービス事業者と契約すると、CDNの利用が可能になります。

それぞれのサービスでスペックや料金が異なるため、自社サイトに適したサービスを選ぶのがおすすめです。

ただし、基本的には従量課金制となるため、アクセスが多くなればなるほど利用料金も高くなってしまうことは覚えておきましょう。

レンタルサーバーのオプションを利用する

現在利用しているレンタルサーバーのオプションサービスでCDNを利用する方法もあります。

別途サービスを契約する必要がなく、まずは手軽にCDNを試してみたいという人には最適です。

などがCDNサービスを提供していますが、おすすめはColorfulbox CDNです。

Colorfulbox CDNは、大手CDNをカスタマイズすることで、ご利用いただきやすい価格を実現させました。コストパフォーマンス抜群のColorfulbox CDNをチェックしてみてください!

Cloudflareの無料プランでは物足りない人や、初めてのCDN導入に最適なサービスだと言えるでしょう。

まずは手軽にCDNを利用してみたいと考えているのであれば、ぜひ検討してみてください。

CDNに関するQ&A

  • 日本でのCDNサービスのシェア比率は?
  • 日本企業のCDNサービスでおすすめは?

CDNに関する良くある疑問は上記の通り。

ここからそれぞれの疑問について詳しく解説していきます。

日本でのCDNサービスのシェア比率は?

CDNサービスの日本でのシェア比率

J-Stream CDN情報サイト

J-Streamの調査によると、JPドメインでのCDNシェア比率は上記のような形でした。

で8割ほどを占めているような状況です。

CDNを利用している全ウェブサイトの81.2%がCloudflareを利用しているというデータもあり、Cloudflareのシェア比率が高いことが考えられます。

日本企業のCDNサービスでおすすめは?

日本企業のCDNサービスの中でおすすめは上記の通り。

CDNでシェア比率が高いのは海外企業になりますが、国内企業のサービスを利用したいという人は上記のサービスを検討してみてください。

また、

などの国内レンタルサーバーでもCDNサービスを提供しているので、手軽にCDNを利用したいという人はチェックしてみてください。

まとめ:CDNの意味を理解し利用してみましょう

ここまでCDNの意味や仕組み、利用するメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。

CDNとは「Content Delivery Network」の略であり、ウェブコンテンツを効率的に配信するための仕組みです。

Webサイトのデータをコピーした複数のキャッシュサーバーから配信することで、より高速なコンテンツ配信ができます。

CDNを導入することで、Webサイトの表示の高速化やセキュリティレベルの向上、SEOにおける品質評価アップなどのメリットが期待できるでしょう。

国内外で様々なCDNサービスが存在しますが、Colorfulbox CDNは月額440円からの格安価格、難しい設定不要でCDNが利用できます。

まずはCDNを自サイトに導入してみたいという方にとって最適なプランとなっていますので、ぜひ検討してみてください!

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