ブログの始め方から
収益化までを徹底解説

 

無料レンタルサーバーおすすめ5選|後悔しない選び方や注意点を解説【広告なし有】

本記事では、おすすめの無料レンタルサーバーや後悔しない選び方、注意点などを解説します。

低コストでWordPressブログを運営したい方や、テスト環境を構築したい企業などは、無料のレンタルサーバーも選択肢となります。

しかし、一言で無料のレンタルサーバーといっても、機能性や広告の有無などはさまざまです。

無料のレンタルサーバーならではの注意点・デメリットもあるので、選び方や適したサービスを確認してください。

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レンタルサーバーの無料・有料の違い

無料のレンタルサーバーと有料のレンタルサーバーの主な違いを表にまとめました。

項目 無料のレンタルサーバー 有料のレンタルサーバー
費用
無料

月額110円~
容量 ×
100MB~10GB

1GB~数TB
サーバーの安定性 ×
不安定な傾向がある

安定している傾向がある
独自ドメイン
サーバーによって異なる

設定可能
広告表示
表示されるケースあり

表示されない
サイトの表示速度 ×
低速な傾向がある

高速な傾向がある
商用利用
一部制限あり

制限なし
サポート
非対応なケースあり

対応

無料サーバーは容量が少なく、商用利用や広告表示などの制限が多いです。

また、サポートは対象外、もしくは限定的な傾向があります。

一方で有料サーバーは、商用利用が可能で機能性も高めの傾向にあります。

大規模もしくは中・長期的なサイト運営を行う場合、有料サーバーの方が適しているでしょう。

無料レンタルサーバーのメリット

無料のレンタルサーバーの最大のメリットは、無料でブログやWebサイトを運用できる点です。

初期費用や維持費は、基本的にかかりません。

このような特性があるため、以下のような方におすすめです。

無料レンタルサーバーがおすすめな方
  • 一切費用をかけずにブログを始めたい
  • テスト環境を構築したい
有料ブログの運営はハードルが高いと考える方でも、お試し感覚で気軽に利用できるでしょう。

独自ドメインの取得には費用がかかる可能性あり
独自ドメインでブログを運営したい場合、無料のレンタルサーバーを使う場合でも、ドメインの取得費が発生する可能性があります。

月額数百円のコストではありますが、ドメイン取得費が無料になるレンタルサーバーを選んだ方がコスパが良いケースもあります。

ブログの開設時は「サーバー料金+ドメイン料金」のトータル費用を考慮しましょう。

無料レンタルサーバーの3つのデメリット・注意点

無料のレンタルサーバーには、以下のようなデメリット・注意点があります。

無料レンタルサーバーの注意点
  • サーバーの機能が低い
  • WordPressや独自ドメインを利用できない場合がある
  • 商用利用できない場合がある
各要素を詳しく解説します。

サーバーの機能が低い

無料のレンタルサーバーは、有料のレンタルサーバーと比較して機能性に優れない傾向があります。

具体的には、以下のような要素です。

memo
  • ディスク容量:サーバーに保存できるデータの容量
  • CPU:処理速度や同時に処理できるデータ量に影響する部品
  • メモリ:CPUで処理したデータを一時的に保存できる容量
  • 転送量:サーバーから送信できるデータの量
  • マルチドメイン数:同時に設定できるドメインの数
スペックが低く、ブログの安定性や表示速度が低下する可能性があります。

また、本格的にブログを運営する場合、容量が足りなくなるケースも多くあります。

ユーザー体験の低下を招き、アクセス数や収益が伸びない原因になりかねないので要注意です。

さらに、以下のようなサポートや便利機能も搭載されていない傾向があります。

  • 自動バックアップ
  • WordPress自動インストール
  • 運営者のサポート など

Web制作の知識がない初心者の場合、ブログの開設に躓いてしまう可能性があるでしょう。

WordPressや独自ドメインを利用できない場合がある

無料のレンタルサーバーの中には、WordPressや独自ドメインを利用できないケースがあります。

WordPressと独自ドメインとは
  • WordPress:ブログやホームページを制作・運用できるWebシステム
  • 独自ドメイン:ブログやホームページのURLとなる自分専用の文字列
WordPressでWebサイトを開設したい方は、インストールの可否を確認しましょう。

また、独自ドメインを設定できない無料のレンタルサーバーでは「共有ドメイン」を使うことになります。

共有ドメインとは
レンタルサーバーやブログサービスが提供している複数のユーザーが共通して利用するドメイン
独自ドメインを設定できないと、SEO対策(ページを検索結果の上位に表示させるための施策)が難しくなります。

SEO対策が十分にできないと、Webサイトが検索結果の上位に表示されず、PV数が伸びない原因となります。

商用利用できない場合がある

無料のレンタルサーバーの中には、商用利用を認めていないサービスがあります。

商用利用とは、以下のようなブログの利用方法です。

  • アフィリエイトでの収益化
  • Googleアドセンスでの収益化
  • ECサイトでの物販
  • 有料会員制のサイト運営 など

規約に違反すると、Webサイトが閉鎖されるリスクが生じます。

商用利用が目的の場合、事前に利用規約を確認してください。

また、当初は商用利用が目的でなくても、途中で方向性が変わる可能性があります。

柔軟に運営方針の変化に対応できるように、基本的には収益化が認められているレンタルサーバーがおすすめです。

後悔しない無料レンタルサーバーの選び方

無料のレンタルサーバー選びでは、以下の7つのポイントに着目しましょう。

無料レンタルサーバー選びの重要ポイント
  • 基本機能
  • WordPressの利用可否
  • 独自ドメインの設定の可否
  • 広告表示の有無
  • 商用利用の可否
  • サポート体制
  • サービス提供者
各要素を詳しく解説します。

基本機能

無料のレンタルサーバーを選ぶ際は、以下の基本機能を確認してください。

memo
  • ディスク容量:サーバーに保存できるデータの容量
  • CPU:処理速度や同時に処理できるデータ量に影響する部品
  • メモリ:CPUで処理したデータを一時的に保存できる容量
  • 転送量:サーバーから送られるデータの量
  • マルチドメイン数:同時に設定できるドメインの数
ディスク容量が少ないと、投稿できる画像や動画、記事数に制限が生まれます。

収益化目的でブログを始める場合、10GB以上のディスク容量が望ましいです。

特に、以下のようなWebサイトの場合、容量不足に陥りやすいため注意しましょう。

  • 画像や動画の投稿数が多い
  • コンテンツ数を増やしていく予定

Webサイトの表示速度を重視したい方は、CPUやメモリ量にも着目すべきです。

ページの表示速度は、ユーザー体験を左右する非常に重要な要素です。

表示速度が遅いと、収益性の低下を招く可能性があります。

無料のレンタルサーバーでWebサイトを開設し、スペック不足が理由で有料サーバーに移行する例も多くあります。

「自分のWebサイト運営の目的を達成できるか」を必ず確認しましょう。

WordPressの利用可否

WordPressでブログを運営する場合、WordPressの利用可否を確認しましょう。

WordPressとは
ブログやホームページを制作・運用できるWebシステム
有料のレンタルサーバーであれば、ほとんどがWordPressに対応しています。

しかし、無料のレンタルサーバーの場合、非対応のケースも多いので要注意です。

また、WordPressの自動インストール機能が搭載されているサービスが特におすすめです

Web制作の知識がない初心者でも、簡単にWordPressブログを開設できます。

独自ドメインの設定の可否

ブログやホームページの開設が目的の場合、独自ドメインを設定できるレンタルサーバーがおすすめです。

独自ドメインとは
ブログやWebサイトのURLとなる自分専用の文字列
独自ドメインの設定によって、Webサイトやブログの信頼性が向上します。

ホームページやメールアドレスに共有ドメインが使われていると、第三者からの信頼が損なわれる可能性があります。

また、独自ドメインのWebサイトは、SEO対策(Webサイトを検索結果の上位に表示させるための施策)の効果が表れやすいです。

ブログやWebサイトのPV数が増える要因となります。

さらに、レンタルサーバーを乗り換えても、継続して使用できる点も独自ドメインの魅力です。

本格的にブログやWebサイトを運営する場合、独自ドメインの方が有利になるでしょう。

広告表示の有無

無料のレンタルサーバーの中には、運営者の広告が表示されるケースがあります。

運営者の広告が表示されるデメリットは大きく3つです。

広告表示有りのデメリット
  • ブログ・Webサイトの見た目が損なわれる
  • 読者の信頼性が低下する
  • 読者が広告をクリックし、記事を途中離脱する可能性がある
収益性の低下を招く可能性があるため、注意が必要です。

広告が表示されない、もしくは目立たないレンタルサーバーがおすすめです。

商用利用の可否

以下のような商用利用が目的の場合、商用利用の可否を確認してください。

  • アフィリエイトでの収益化
  • Googleアドセンスでの収益化
  • ECサイトでの物販
  • 有料会員制のサイト運営 など

無料のレンタルサーバーの中には、商用利用を禁止しているケースがあります。

利用規約に違反すると、ブログやWebサイトの停止措置が下される可能性があるため、注意が必要です。

サポート体制

無料のレンタルサーバーを選ぶ際は、サポートの方法も確認しましょう。

代表的なサポート内容を紹介します。

  • 電話・メール問い合わせ
  • チャットボットサービス
  • FAQの整備
  • コミュニティフォーラムの提供

サポート体制が充実していれば、ブログが表示されないといったトラブル時も迅速に解決できます。

特に、Web制作の知識がない初心者の場合、ブログの開設や管理に関する不明点が生じやすいです。

サポートが手薄だと、トラブルや疑問を解決できず、挫折や機会損失に繋がる恐れがあるため要注意です。

サービス提供者

無料のレンタルサーバー選びでは、サービスの提供者も確認しましょう。

大手企業が提供しているレンタルサーバーであれば、運営体制が安定しており、セキュリティ対策も充実している可能性が高いです。

突然のサービス終了といったリスクも避けられるでしょう。

一方で、サービス提供者や実績が不明瞭なレンタルサーバーは、避けることをおすすめします。

無料レンタルサーバーおすすめ5選【広告なし有】

おすすめの無料のレンタルサーバーは以下の6つです。

おすすめの無料レンタルサーバー
  • XREA
  • シンフリー
  • 忍者ホームページ
  • Wix
  • Google Cloud ウェブ ホスティング
それぞれの特徴や性能を詳しく解説します。

XREA

xreaのファーストビュー

XREAは、GMOデジロック株式会社が提供しているレンタルサーバーです。

「XREA Free」という無料プランが提供されており、容量10GBまで保存可能です。

さらに、独自ドメインやWordPressの利用も可能。無料プランでもチャットでのサポートを受けられます。

広告は表示されますが、バックアップ機能や直感的に操作できるコントロールパネルも搭載されているので、無料でも快適に利用できるでしょう。

機能や容量が不足した際は、有料プランである「XREA Plus(月額209円〜)」へのアップグレードも可能です。

項目 内容
ディスク容量 10GB
マルチドメイン設定 可能
WordPressインストール 可能
独自ドメインの設定 可能
広告表示 あり
商用利用 可能
サポート体制 チャットサポート

シンフリーサーバー

シンフリーのファーストビュー

シンフリーサーバーは、シンクラウド株式会社が運営する無料のレンタルサーバーです。

無料にも関わらず広告が表示されず、10GBの容量を利用できます。

さらに、WordPressを利用でき、PHP・MySQL機能も搭載。動的コンテンツの構築も可能です。

ただし、サポートは提供されておらず、Web制作の知識がある経験者向けのサービスとなります。

上位プランには、月額495円〜で利用できる「シンフリーサーバープラス」が提供されています。

項目 内容
ディスク容量 10GB
マルチドメイン設定 可能
WordPressインストール 可能
独自ドメインの設定 可能
広告表示 なし
商用利用 可能
サポート体制 なし

忍者ホームページ

忍者ホームページのファーストビュー

忍者ホームページは、シンプルな機能で使いやすい無料のレンタルサーバーです。

無料登録を行えば簡単にホームページを作成でき、商用利用も認められています。

さらに340種類以上の中からサブドメインを選択でき、独自ドメインの設定も可能です

ただし、無料プランだとディスク容量が500MBと少なく、WordPressのインストールもできません。

個人のホームページを無料かつ簡単に作りたい方などにおすすめです。

項目 内容
ディスク容量 500MB
マルチドメイン設定 可能
WordPressインストール 不可
独自ドメインの設定 可能
広告表示 あり
商用利用 可能
サポート体制 メールサポート

Wix

wixのファーストビュー

Wixは、ホスティングサービスとCMSが一体化したWebサービスです。

世界で1億6,000万人以上の利用実績があります。

WordPressはインストールできませんが、Web制作初心者でもドラッグ&ドロップで直感的にホームページを作成可能です。

さらに、SEO管理ツールなども提供されており、ビジネス利用をしたい方にもおすすめです。

無料プランだとディスク容量500MBと少なめですが、パーソナルプラン(1,300円/月)を含む複数の有料プランにアップグレードできます。

項目 内容
ディスク容量 500MB
マルチドメイン設定 不可
WordPressインストール 不可
独自ドメインの設定 可能
広告表示 あり
商用利用 可能
サポート体制 メールサポート

Google Cloud ウェブ ホスティング

Google Cloud ウェブ ホスティングのファーストビュー

Google Cloud ウェブ ホスティングは、Googleが提供するクラウドプラットフォームで、無料枠ありのホスティングサービスも提供されています。

無料で30GBのディスク容量を利用でき、登録時には300ドル分の無料クレジットが提供されます。

無料クレジットでは、データベースの構築やデータ分析、CDNの活用といった各種機能を利用可能です。

信頼性のある大手企業が運営しているサービスを利用したい方などにおすすめです。

項目 内容
ディスク容量 30GB
マルチドメイン設定 可能
WordPressインストール 仮想マシン上での構築が可能
独自ドメインの設定 可能
広告表示 なし
商用利用 可能
サポート体制 コミュニティフォーラムの提供など

集客・収益化を目指すなら有料のレンタルサーバーがおすすめ

集客や収益化が目的でブログやWebサイトを運営するなら、有料のレンタルサーバーがおすすめです。

有料のレンタルサーバーを利用する主なメリットは以下の通りです。

有料レンタルサーバーのメリット
  • 容量が大きい
  • サーバーの安定性が優れている
  • ページの表示速度が早い
  • 独自ドメインを利用できる
  • 収益化の制限がない
  • サポート体制が手厚い など
ユーザー体験に優れたブログ・Webサイトを制作でき、集客や収益性の向上に繋がります。

維持費は発生しますが、月々数百円のコストでWebサイト運営の目的達成に大きく近づけるはずです。

一言で有料のレンタルサーバーといっても、料金や性能はさまざまです。

予算や目的、サイト規模などに応じたサービスを比較・検討しましょう。

無料レンタルサーバーに関するよくある質問

よくある質問の画像

ここでは、無料のレンタルサーバーに関するよくある質問に回答します。

  • 無料レンタルサーバーがおすすめの人の特徴は?
  • 無料でレンタルサーバーを提供できる理由は?
  • 無料レンタルサーバーのセキュリティは大丈夫?
  • PythonやRubyを実行できる無料レンタルサーバーは?

無料レンタルサーバーがおすすめの人の特徴は?

無料のレンタルサーバーがおすすめの人の特徴は、以下の2つです。

無料レンタルサーバーがおすすめな人の特徴
  • ブログ運営に一切のコストを支払いたくない方
  • テスト環境を構築したい方
  • Web制作の学習をしたい方
ただ、運営を行う中で性能や容量が不足し、有料のレンタルサーバーの活用を検討する可能性があります。

以下のような無料のレンタルサーバーであれば、有料サーバーにスムーズに移行できます。

  • 独自ドメインを利用できる
  • 有料プランにアップグレードできる

無料でレンタルサーバーを提供できる理由は?

無料でレンタルサーバーを提供できる理由は、大きく以下の2つです。

  • ユーザーのWebサイトに広告を表示して収益を得ている
  • 将来的に有料プランへの加入を期待するマーケティング戦略

「無料=怪しい」というわけではなく、合理的な経営戦略の下で運営されています。

無料レンタルサーバーのセキュリティは大丈夫?

無料のレンタルサーバーでも、セキュリティ対策が充実しているサービスが多いです。

しかし、すべての無料レンタルサーバーのセキュリティが安全とはいえません。

たとえば、運営者が不明瞭で口コミにも優れないサービスは、セキュリティ対策が万全でない可能性があります

無料のレンタルサーバーを選ぶ際は、セキュリティ体制や実績を踏まえて比較・検討しましょう。

PythonやRubyを実行できる無料レンタルサーバーは?

本記事でも紹介したレンタルサーバー「XREA」は、PythonやRubyを実行できます。

ただし、無料プランだとディスク容量の制限により、本格的なプログラミングには不向きな可能性があります。

大規模な開発に取り組む際は、容量が大きいレンタルサーバーの活用や有料プランへの加入を検討しましょう。

まとめ:高コスパなレンタルサーバーならカラフルボックス!

本記事では、無料のレンタルサーバーおすすめ5選や選び方、注意点などを解説しました。

以下のような方は、無料のレンタルサーバーも選択肢となります。

  • ブログ運営に一切のコストを支払いたくない
  • テスト環境を構築したい
  • Web制作の学習をしたい

各レンタルサーバーで特徴が異なるため、比較・検討して適したサービスを見つけてください。

しかし、無料のレンタルサーバーは、機能や容量、サポート体制といった注意点もあります。

本格的にブログやWebサイトを運営する場合、有料のレンタルサーバーも検討すべきでしょう。

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