ブログの始め方から
収益化までを徹底解説

 

【時短】ブログの書き方はテンプレートで短縮!効率的に記事を作成する「型」とは

「ブログ記事を書くのに時間がかかる」

「もっと効率的にブログを書く方法を教えて」

「煮詰まってなかなか書けない…」

ブログ記事を書き続けるのは骨が折れる作業です。僕も始めのうちは、なかなか記事が書けずに困りました。でも、ブロガーのなかには毎日更新を続けている人もいますよね。その差は何でしょうか?

答えはブログの書き方テンプレートが頭の中にあるかどうかです!ブログの書き方の「型」を知っていれば、語彙力や才能のある無しに関わらず、執筆スピードは大幅に短縮されます。

そこで、本記事では

  • ブログのテンプレートを使うメリット
  • ブログ記事の特殊性
  • ブログのパート別テンプレート

を解説していきます。特に、記事の書き方に悩んでいる駆け出しブロガーの方は必見です。本記事で紹介するテンプレートを使って、効率的に記事を作成しましょう!

   

【大前提】ブログ記事の特殊性を理解しよう

ブログ記事の特殊性

テンプレートを使って記事を書くと、時短になり疲れにくいです。本章では、テンプレートを身につけるうえで大前提となる、ブログ記事の特殊性について確認していきます。

ブログ記事の読者は、紙の媒体の読者と比べて、文章を読み切るモチベーションが違うと言われています。たとえば、雑誌や本は買う人は、お金を出してでも読みたいという非常に読書意欲の高い人たちです。

しかし、ブログ記事はそうではありません。「検索結果に出てきてちょっとおもしろそうだった」「友人がシェアしていた」など、消極的な理由で読んでいる場合がほとんどです。しかも、面白くなければ、他のコンテンツに移動してしまいます。

それでは、読み切る意欲があまり高くない読者に、最後までブログ記事を読んでもらうにはどうすればいいでしょうか。以下4点を参考にしてみてください。

  • 目を惹くタイトルでクリックしてもらう
  • リード文で記事に興味をもってもらう
  • 本文をスラスラ読んでもらう
  • まとめで記事を復習してもらう

これらのブログ記事を読み切ってもらう戦略をベースに、次章から解説していきます。

【戦略を立てる】ブログ構成は4つのパートで役割が違う

ブログ構成は4つのパートで役割が違う

ブログ記事の特殊性を踏まえると、ブログの構成は「集客・序論・本論・結論」の4つのパートから成ると説明できます。それぞれの役割をまとめると、以下のとおりです。

  • 集客:読者を惹きつけ、クリックしてもらう
  • 序論:読者に有益と感じさせ、記事を読み始めてもらう
  • 本論:スラスラ読み進めてもらい、まとめまで読んでもらう
  • 結論:内容を復習し、自分(自社)のお願いを聞いてもらう

それでは、次章から各パートごとの戦略および記事作成テンプレートを詳しく提示していきます。

【集客】検索表示画面を理解し、クリックしてもらうための戦略

クリックしてもらうための戦略

検索結果画面で、自分が書いたブログ記事はどのように見えているかわかりますか?主に、以下の3点が集客のキモで、クリックされるかどうかの引き金になります。

  • タイトル名
  • ディスクリプション
  • アイキャッチ画像

それでは、以下で詳しく解説していきます。

1.タイトル名はキャッチーに

タイトルは、できるだけキャッチーかつ魅力的に見せましょう。

特に「3つの理由」「おすすめ5選」など奇数の数字を含めると、クリックされやすいという統計があります。また【すみつきかっこ】を利用して、一部分を強調するのもおすすめです。

だいたい40文字前後でまとめると、検索結果に過不足なく表示されると言われています。

ブログ記事タイトルの文字数は40字前後がベスト」の記事で詳しく解説しているので、参考にしながら試してみてください。

記事タイトルのテンプレート

【初心者向け】〜について詳しく解説!〜とは

【2020年版】〜のおすすめ5選+α など

2.ディスクリプションは簡潔に読者ニーズを捉える

ディスクリプションとは、タイトル下に表示される100文字程度の説明文のことです。読者が記事を読むかどうか迷ったとき、ディスクリプションで読者に向けたピンポイントな悩みが記載してあれば、思わずクリックしてしまうでしょう。

ここには、記事の内容を凝縮して入力します。実は、以下の内容を含めると、あっという間にディスクリプションが書けますよ。

ディスクリプションのテンプレート

「〜で悩んでいませんか?」:どんな疑問に回答するのか明示

「本記事では〜について詳しく解説しています。」:どんなことが書かれているのか明示

「〜でお悩みの方は必見ですよ!」:どんな人が対象なのか明示

このテンプレート通りに記載すれば、100文字程度のディスクリプションが簡単に書けます。ぜひ、参考にしてみてください。

3.アイキャッチ画像で視覚的に訴える

アイキャッチ画像には、記事の内容が視覚的にわかるように工夫しましょう。画像に文字を入れることで、一枚の画像に多くの情報量を詰め込めます。

また、アイキャッチ画像のクオリティが低いと、記事の内容に期待されなくなってしまうので、注意が必要です。

たとえば、薄汚れた飲食店で高級フレンチが食べられるとはなかなか想像しませんよね。

アイキャッチ画像は、飲食店で言うところの店構えですから、デザインをきちんと整えておくことでクリックに繋がりやすくなります。

読まれやすいアイキャッチ画像の作り方は「読まれるブログのアイキャッチ5つの作成法則!注意点やおすすめツールも徹底解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

【序論】リード文で読者に興味を持ってもらうための戦略

リード文で読者に興味を持ってもらうための戦略

魅力的なタイトルで記事に訪れてもらったら、リード文で記事に興味を持ってもらいましょう。

この序論パートでは、記事本文を読んでもらうために必要な、リード文の書き方を紹介していきます。リード文には基本的に、以下の3つの要素を入れればOKです。

1. 読者の疑問に共感

読者がどんな疑問を抱いているかを鮮明に想像しましょう。身近な友達や過去の自分に教えるシチュエーションを想像すると思いつきやすいです。

一般的に、1記事あたりの疑問点は3つで網羅できると言われています。ターゲット層を明示することで、読者は自分ごとだと認識してくれるでしょう。

リード文のテンプレート①

「悩み1」「悩み2」「悩み3」でお悩みではありませんか?

2. 何が書いてある記事なのか説明する

本記事の内容を記載しましょう。この記事を読めば「何を知れるのか」「何ができるようになるのか」説明して、興味を持ってもらいましょう。箇条書きや囲み線で示すとわかりやすいです。

リード文のテンプレート②

本記事では「悩み1への回答」「悩み2への回答」「悩み3への回答」について解説していきます。

3. 記事の信頼性を示す

なぜこの記事は有益なのか、読む価値があるのかを示しましょう。

具体的には、記事の執筆者の権威性を示すのが良いでしょう。過去の実績や現在の職業、周囲からの評判など、記事に説得力をもたせるための材料を提示します。もちろん自慢にならないよう、謙虚に書いたほうがいいでしょう。

書き手の権威性以外なら、情報の信頼性を訴えるのもいいかも知れません。有力な情報元や、客観的な数字を含めると効果的です。

リード文のテンプレート③
  • 〜をした経験談をベースにお話していきます。
  • 〜を10年来の仕事にしているプロの私が詳しく解説します。
  • 著者の私は〜の資格を持っています。
  • 〜がソースの客観的な情報を元に分析します。

記事内に含めると長くなってしまいそうな場合は、別途プロフィールページに記載するのがおすすめです。「ブログのプロフィールは超重要!4つのコツと3つの注意点」で魅力的なプロフィールページの作り方を紹介しています。

【本論】本文をスラスラ読んでもらうための戦略

本文をスラスラ読んでもらうための戦略

読者が序論を無事に通過し、本論にたどり着いたとします。そこで、読みにくい文章が続くと、今までの努力が水の泡です。特に、ケアレスミスやチェック漏れが起こりやすい場所なので、複数回見直しするのがおすすめです。

本章では、記事の主張を展開する本論を記載するために必要なテンプレートを紹介していきます。ここでは、読者を飽きさせない十分な情報量を詰め込むことが大切です。

1. 読者にとって読みやすい構成にする

H2、H3の見出し階層を意識して、構成を整えましょう。読みたいところだけつまみ食いする場合も想定し、トピックスごとに見出しをつけておくのがおすすめです。

特に意識すべきは、スマートフォンの読者が圧倒的に多く、スキマ時間に流し読みしているという事実です。したがって、目次を見れば、おおよその記事の内容がわかるように構成しましょう。

2. PREP法を用いて説得力のある文章を書く

PREP法とは、文章の書き方のテンプレートです。説得力があり、論理的に自分の主張を伝えられるメソッドをいいます。以下のように、効果的な文章構成の頭文字をとって名付けられています。

本文のテンプレート:PREP法

  • Point:最も伝えたいこと、主張「〜は〜できます」
  • Reason:理由「なぜなら〜からです」
  • Example:例示「たとえば〜です」
  • Point:最も伝えたいことを繰り返す「つまり〜なので、〜してみましょう」

本文に煮詰まったら、PREP法を思い出すことがおすすめです。Reason や Example は自然と使えるようになるまで慣れが必要なので「なぜなら〜からです」「たとえば〜です」といった接続詞を思い出して、意識的に使ってみましょう。PREP法を使えば、お手軽に読者を納得させられる文章が書けますよ。

3. 誤字脱字・専門用語を減らしてストレス無く読んでもらう

突っかかるポイントをなるべく減らすことで、読者はスムーズに記事を読めます。特に、記事に誤字脱字があると気を取られてしまい、読み進めることにストレスを感じてしまいます。

また、説明が必要な専門用語や、普段使わない表現を多用しないように気をつけましょう。読者に寄り添ったコンテンツ作成が最後まで読まれる記事につながります。

4. テンポよく読んでもらう

読者がテンポ良く読み進められるようにしましょう。だらだらと一文を長くしてしまったり、同じ語尾を連続させたりしてしまうと、読者は違和感を感じます。

また、無駄な表現はなるべく減らすべきです。たとえば「読むことができます」は「読めます」で意味が通じますよね。無くても問題ない表現は削るように意識しましょう。

5. 装飾を活用して重要箇所を目立たせる

文章の装飾を活用し、記事の視認性を高めましょう。たとえば、以下のような装飾が使いやすいので、おすすめです。

  • 箇条書きやリスト
  • 吹き出しを使った会話テイストの文章
  • 重要な表現を枠で囲む、アンダーラインを引く、太文字にする
  • 関連する画像を挿入する
  • 根拠となる記事やSNSを引用する

文字ばかりだと、読者は飽きてしまいます。装飾を使ってアクセントにしましょう。

【結論】記事内容を復習し、自分(自社)のお願いを聞いてもらう

記事内容を復習し、自の依頼を聞いてもらう

結論パートまで読んでもらえれば、記事作成は成功と言っていいでしょう。特にこのパートでは、記事の簡潔な要約を示し、読者の満足度を引き上げられるように意識します。

また、読者にあなたのお願いやオファーできる部分でもあります。具体的には、以下の3つを記載すると良いでしょう。

1. 本文の内容のおさらい

本記事のおさらいを記述します。だらだらと長くなりすぎないように気をつけましょう。箇条書きを使って、簡潔に記すと満足度が高まると言われています。

まとめのテンプレート①

本記事では「悩み1への回答」「悩み2への回答」「悩み3への回答」について解説しました。

2. 読者にどんな行動をしてほしいかおさらい

記事の目的は、読者に行動を起こしてもらうことです。記事に書いてあることを実行すれば、どんな結果が得られるのか、改めて伝えましょう。

まとめのテンプレート②

ぜひ、本記事を参考に〜してみてください。

3. 自分(自社)のお願いを聞いてもらう

最後まで読んでもらえたら、あなたのお願いを聞いてもらえます。たとえば、YouTubeでよく使われる「この動画が気に入ったらチャンネル登録・高評価ボタンを押してください」という文言にあたる部分です。

TwitterのフォローやSNSでの拡散、あなたの商品を訴求しましょう。

まとめのテンプレート③

弊社では〜に関する情報を定期的に発信しています。この記事に満足いただけた方は、ぜひ弊社のTwitterのフォローをお願いします。

ブログのテンプレートは以上です。始めのうちは「型」を参照しながら何度も繰り返すことで、徐々に自分のものにしていきましょう。ぜひ、本記事をブログの効率的な執筆に役立ててください!

ブログのテンプレートを使うメリット

ブログのテンプレートを使うメリット

ブログのテンプレートとは、記事を書くための「型」のことです。この「型」に沿って記事を執筆すると、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?

まず、本章では、ブログ記事を書くうえでテンプレートを使ったほうがいい理由を2つ説明します。

1. 書く時間が短縮

あらかじめ、どんなことを書くかが決まっているので、記事を効率的に書けるようになります。結果として、記事作成開始から投稿までの時間を短縮できるでしょう。

そして、記事を書く時間が短くなれば、はやく次のブログ記事の構成に移れるので、どんどんブログ記事を量産できます。つまり、毎日更新のような速いペースで良質な記事を執筆するためには、「型」に沿って作業することが必要なのです。

2. 機械的に書ける

テンプレートを利用することで、ゼロから作るよりも頭を使わずに記事を作成できます。結果として「煮詰まって記事作成が進まない…」とは無縁の境地にたどり着けるかも知れません。

また、脳のリソースが余るので「疲れ切って次のことができない」となりにくいです。頭をできるだけ使わずに書けると、疲れが軽減できますよ。

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