「ブログに使える画像がない…!どうしたらいいの?」
「フリー素材はどこからダウンロードできるの?」
「なかなか自分の好みにあったフリー素材が見つからない」
ブログに置いて画像はとても重要。画像があるだけで記事の読みやすさは格段に上がります。しかし、ネット上から拾った画像を勝手に使って、後からトラブルになっても困りますよね。
そこで本記事では、ブログで使える画像について、以下の点を紹介します。
- ブログに画像を入れるべき理由
- フリー素材と有料画像のメリット・デメリット
- ブログに使えるフリー素材のリスト
- 画像作成に役立つサービス
この記事を読むと、ブログで使える写真やイラストの探し方がわかりますよ。安心してブログに画像を使えるように、ぜひ参考にしてください!
目次
ブログで画像が超重要な3つの理由
ブログに画像を入れるのが大切な理由には、次の3つがあります。
- 文字だけだと読者が飽きる
- 話の変わり目がパッと見でわかる
- アイキャッチ画像で読者を惹きつけられる
それぞれの理由について、以下で見ていきましょう。
1. 文字だけだと読者が飽きる
なぜブログに画像を入れることが大切なのか?その答えは単純で文字だけだと読者が飽きてしまうからです。なので、文章ばかりにならないよう、途中に画像を挟むのは効果的です。
例えば同じ1万文字の記事AとBがあるとします。すると…
(例)
A:1万文字(画像なし)
B:1万文字(画像あり)
→読者はBの方が文字数が少なく読みやすいと感じる
※僕が同じ記事での画像の有無で維持率、読了率を検証した結果を基にした考察です
ブログにおいて画像は読者を飽きさせない手段の1つです。逆に言えば画像を入れるだけで、読者の満足度が上がるので入れないという選択肢は考えられません。
2. 話の変わり目がパッと見でわかる
ブログに画像を入れると「話の変わる場面が見た目でわかる」というのもポイントです。
Webの記事では、読者は画面をどんどんスクロールし、読み飛ばしていきます。そんな状況だと文章だけでは、話題の切り替わりを判別できません。
なので、H2(見出し)の下に写真を入れて「ここが章の始まりだ」と、パッと見でわかるようにします。それによって読者に直観的に話の切り替わりを伝えることができます。
3. アイキャッチ画像で読者を惹きつけられる
ブログでは、アイキャッチ画像も大切です。アイキャッチとは、記事一覧やSNSの投稿に表示される写真などのこと。
アイキャッチ画像があると、タイトルだけを並べるよりも読者を惹きつけられます。 それによって、以下の効果を得ることが可能です。
- SNSの拡散につながる
- クリックされやすくなる
結果的にPV(アクセス)が増え、多くの人にブログを読んでもらえます。
アイキャッチの重要性については「読まれるブログのアイキャッチ5つの作成法則!注意点やおすすめツールも徹底解説」の記事で詳しく解説しています。
ブログで使える3つの画像の種類
ブログに使う画像には、3つの種類があります。
- フリー素材(無料)
- 有料画像
- オリジナル画像
それぞれの種類について、以下で説明していきますね。
【ブログの画像の種類1】
フリー素材(無料)
- お金がかからない
- 誰でも気軽に使える
- 他のメディアと画像が被る
- 商用利用不可の場合がある
- クレジット表記が必要なものもある
- 著作権・肖像権侵害になる画像もある
フリー素材のメリットは、お金がかからないので気軽に使えることです。一方で、多数のメディアで同じ画像が使われるため、個性がないのがデメリット。
さらに、登録審査のない画像は、著作権・肖像権を侵害していないという確証がありません。
また、商用利用の不可やクレジット表記必須の場合もあるので、各サイトの利用規約をよく確認しましょう。
「【無知は危険】ブログで正しく画像や文章を引用する4つの方法【訴えられます】」の記事では不適切な画像を使用した場合に降りかかるリスクについて解説しているので、ご確認ください。
しかし、ここで結論を言ってしまうと基本的にはフリー素材でOKです!僕はブログ歴5年ですが、その間でもかなり長い間フリー素材を使ってきました。
有料の画像だから読者はより記事に惹きつけられるということはありません。まずは画像があればOKですので、初心者はあまり気にせずドンドン、フリー素材を使っていきましょう!
※商用利用:アフィリエイトなど報酬を得るブログでの利用
※クレジット表記:サイト名や画像製作者名の表記
【ブログの画像の種類2】
有料画像
- クオリティの高い画像が多い
- 他のメディアとかぶりづらい
- 費用がかかる
- 画像を適当に選べない
有料画像のメリットは、質の高い写真が多いことです。そのため、記事全体の見映えも良くなります。
また、フリー素材と比べると、他のメディアと被ることも少ないでしょう。
一方、デメリットは料金が発生すること。ダウンロードし放題ではないので、納得のいく素材を買いたいですよね。そのため、画像の選択に時間がかかる場合もあります。
【ブログの画像の種類3】
オリジナル画像
- 個性を出しやすい
- 著作権侵害の心配が不要
- 画像を用意する手間・時間がかかる
- センスや技術が必要
オリジナル画像とは、自分で撮った写真や、描いたイラストなどのことです。
他にはない素材のため、オリジナリティがあり差別化しやすいのがメリット。また、Web上では、フリー素材よりもSEOに強いと言う意見もたまに見かけます(個人的にはそこまで大きな影響があるとは思っていません)
一方で、デメリットは素材を用意するのが面倒な点。また、クオリティの高い画像に仕上げたい場合は、撮影や画像加工のスキルが必要になります。
ブログに使える無料のフリー画像15選
ブログに使えるフリー素材は、以下のサイトから無料でダウンロードが可能です。
- Pixabay
- 写真AC(photoAC)
- ぱくたそ
- Unsplash
- food.foto
- FIND/47
- イラストAC
- イラストレイン
- いらすとや
- Town illust
- いらすとん
- ONWAイラスト
- イラストおたすけ部
- ありさちゃんがいく!!
- GIRLY DROP
順番に見ていきましょう。
【フリー素材・画像1】
Pixabay
Pixabayとは、高品質な写真やイラスト・動画などをダウンロードできるサイト。合計で1,800万点以上あり、どれも著作権フリーで商用利用も可能です。
【フリー素材・画像2】
写真AC(photoAC)
写真ACとは、人物から風景・雑貨まで、幅広い写真があるサイト。無料会員の場合、1日9枚までのダウンロード制限があります。
【フリー素材・画像3】
ぱくたそ
ぱくたそとは、会員登録なしで写真をダウンロードできるサイト。著作権フリーではないですが、ブログへの掲載は問題ありません。商用利用可能、クレジット表記は原則不要です。
【フリー素材・画像4】
Unsplash
Unsplashとは、美しい写真が多い海外のサイト。ダウンロードは無料な上、商用利用も可能です。
【フリー素材・画像5】
food.foto(フード ドット フォト)
food.fotoとは、食材や料理の写真のサイトです。プロのカメラマンが撮った高解像度のデータを、無料でダウンロードできます。クレジット表記も不要。
【フリー素材・画像6】
FIND/47
FIND/47とは、日本の47都道府県の美しい風景写真をダウンロードできるサイトです。無料で商用利用・加工はOK。ただし、掲載ページにクレジット表記やリンクが必要となります。
【フリー素材・画像7】
イラストAC
イラストACは、商用利用や加工もOKの絵をダウンロードできるサイトです。人物画から、壁紙、吹き出しまで、多様なイラストがあります。
【フリー素材・画像8】
イラストレイン
イラストレインとは、かわいいイラストの多いサイトです。無料で商用利用可能、クレジット表記も必要ありません。
【フリー素材・画像9】
いらすとや
いらすとやとは、季節のイベントや家庭・学校行事の絵が網羅されているサイト。特に人物のイラストは、多くのWebサイトで使われていて人気があります。
【フリー素材・画像10】
Town illust
Town illustとは、建築物や街並みのイラストに特化しているサイトです。住宅やビルだけでなく、東京タワーやスカイツリーなどの観光名所も描かれている点が特徴。
【フリー素材・画像11】
いらすとん
いらすとんとは、ゆるかわ系のイラストの無料サイト。手描きのような味のある絵が特徴的です。
【フリー素材・画像12】
ONWAイラスト
ONWAイラストとは、2020年にできたばかりの新しいイラストサイト。ブログの吹き出しに使える人物の表情差異や、アイキャッチ画像に文字を入れられるテロップなどが魅力です。
【フリー素材・画像13】
イラストおたすけ部
イラストおたすけ部とは、美容系に特化した無料のイラストサイトです。エステサロンやボディメイクの説明に使える画像が豊富にあります。
【フリー素材・画像14】
ありさちゃんがいく!!
ありさちゃんがいく!!とは、医療・介護のイラストが充実している無料素材サイト。その他、ビジネス・就職活動に関する絵も多いです。
【フリー素材・画像15】
GIRLY DROP(ガーリードロップ)
GIRLY DROPとは、女の子向けのかわいい写真が多いサイトです。コスメやファッションなど、おしゃれなブログにピッタリの画像がたくさんあります。
ブログに使える有料の画像3選
有料の画像をダウンロードできるサイトは、3つあります。
- Shutterstock
- PIXTA
- Adobe Stock
それぞれのサイトについて、紹介していきますね。
【有料画像1】
Shutterstock(シャッターストック)
料金プラン | 画像枚数 | 料金 |
---|---|---|
定額 プラン |
10枚 / 月 | 月額6,000円 |
50枚 / 月 | 月額15,000円 | |
350枚 / 月 | 月額25,000円 | |
750枚 / 月 | 月額30,000円 | |
オンデマンド パック |
5枚 | 6,000円 (買い切り型) |
25枚 | 28,000円 (買い切り型) |
Shutterstockとは、3億枚の素材を扱っている世界最大級の有料画像サイト。ハイクオリティの写真をダウンロード可能です。月額料金の定額プランと、買い切り型のオンデマンドパックがあります。
【有料画像2】
PIXTA(ピクスタ)
画像枚数 | 年間更新 | 月々更新 |
---|---|---|
3枚 / 月 | 月額1,980円 | 月額3,630円 |
10枚 / 月 | 月額6,380円 | 月額9,900円 |
100枚 / 月 | 月額16,500円 | 月額24,970円 |
350枚 / 月 | 月額24,970円 | 月額59,400円 |
750枚 / 月 | 月額29,480円 | 月額69,300円 |
サイズ | 単品購入価格 |
---|---|
S | 550円 |
M | 1,980円 |
L | 3,630円 |
XL | 5,500円 |
ベクター | 3,850円 |
参考元:PIXTA 定額制プラン
参考元:PIXTA 超ライトプラン
PIXTAとは、高品質の画像を扱う有料素材サイトです。Shutterstockと比べると、日本人のモデルが多いのが特徴。年間や月々更新プランの他、単品購入も可能で使いやすいです。
【有料画像3】
Adobe Stock(アドビストック)
画像枚数 | 年間プラン | 月々プラン |
---|---|---|
3枚 / 月 | なし | 月額3,480円 |
10枚 / 月 | 月額3,480円 | なし |
40枚 / 月 | 月額9,480円 | 月額11,880円 |
350枚 / 月 | 月額21,980円 | 月額24,980円 |
750枚 / 月 | 月額24,980円 | 月額29,980円 |
画像枚数 | クレジットパック (買い切り価格) |
---|---|
5枚 | 5,900円 |
16枚 | 16,000円 |
40枚 | 36,000円 |
80枚 | 68,000円 |
150枚 | 120,000円 |
Adobe Stockとは、Photoshopなどを提供しているアドビ社の有料画像サービスです。写真やイラストの他、Illustratorで編集できるベクターのデータ(.ai)も扱っているのが特徴。
年間・月々プランでは、余った画像枚数を翌月に繰り越しできるのもメリットです。
ブログのオリジナル画像を作るときに役立つサービス3選
オリジナル画像を作成できるツールには、以下の3つがあります。
- Canva(キャンバ)
- PowerPoint(パワーポイント)
- Google スライド
各サービスの特徴を見ていきましょう。
【画像作成ツール1】
Canva(キャンバ)
Canva(キャンバ)とは、無料で使えるデザイン作成ツールです。ブラウザ上で作業・保存できるのが特徴。そのため、他のPCやスマホアプリからも、同じデータにアクセスして編集できます。
テンプレートが多数あり、型を選んで文字を書き換えるだけなので、使い方も簡単。もちろん、用意された素材を使わずに、自由に作ることも可能です。
【画像作成ツール2】
PowerPoint(パワーポイント)
プラン | 料金 |
---|---|
Microsoft 365 Personal | 12,984円 / 年 |
Office Home & Business 2019 | 38,284円 (買い切り) |
Web版 Office | 無料 |
参考元:Microsoft 365
PowerPoint(パワーポイント)とは、Microsoft の Officeに含まれているプレゼン向けのソフトです。文字・図形・表などを配置して、スライドを作成できるのが特徴。
PowerPointは通常有料ですが、Web版 Officeだと無料で利用可能です。Web版 Officeは、ブラウザ上で使えるOfficeのツールで、作成したデータはクラウドに保存されます。
【画像作成ツール3】
Google スライド
Google スライドとは、Googleアカウントで利用する、無料のプレゼン用ソフトです。
Web上で編集・保存でき、スマホや他のPCからもログイン可能。また、第三者と同時に作業できる点がメリットです。
さらに、テンプレートも豊富にあるので、初心者でもすぐに画像を作れます。
ブログのオリジナル画像・図解を作るときに役立つサービス7選
オリジナル画像や図解を作るときに使える素材は、以下のサイトからダウンロード可能です。
- FLAT ICON DESIGN
- ICOOON MONO
- iconmonstr
- ハンコでアソブ
- SVG PORN
- HUMAN PICTOGRAM2.0
- シルエットAC
それぞれのサービスについて、紹介していきます。
【オリジナル画像の素材1】
FLAT ICON DESIGN
FLAT ICON DESIGNとは、フラットデザインのアイコンが無料で使えるサイト。背景色を変更できるのが便利です。データ形式は、JPG・PNGの他、Illustratorで編集可能なaiでもダウンロードできます。
【オリジナル画像の素材2】
ICOOON MONO
ICOOON MONOとは、シンプルなアイコンが豊富なサイトです。ダウンロード前にアイコンを好きな色に変更できる点が特徴。
【オリジナル画像の素材3】
iconmonstr
iconmonstrとは、シンプルなアイコンが多い海外のサイトです。そのため、英語で検索しなければなりません。ダウンロード前に、アイコンの色やサイズを変更できるのは便利です。
【オリジナル画像の素材4】
ハンコでアソブ
ハンコでアソブとは、ハンコを押したような素材のサイト。データ形式は透過PNGのみで、色は変更できません。
【オリジナル画像の素材5】
SVG PORN
SVG PORNとは、SVGデータのロゴマークがあるサイト。様々なツールやソフトなどのロゴをダウンロードできます。拡大・縮小をしても画像が荒くならないのが、SVGの利点です。
【オリジナル画像の素材6】
HUMAN PICTOGRAM2.0(ヒューマンピクトグラム2.0)
HUMAN PICTOGRAM2.0とは、非常口の標識のような人型アイコンを集めたサイトです。いろいろなポーズがあるので、多くのシーンを表現できます。
【オリジナル画像の素材7】
シルエットAC
シルエットACとは、シルエットの素材をダウンロードできるサイトです。人物の他、動物や乗り物、建物、アイコン素材など、豊富にあります。
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