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レンタルサーバーの容量はどれくらい必要?選び方から目安まで徹底解説

レンタルサーバーの容量はどれくらい必要?選び方から目安まで徹底解説

「レンタルサーバーの容量はどのくらい必要?」

このようにお悩みの方に向けて、この記事ではレンタルサーバーの容量の目安や選び方、容量が不足した際の対処法などを解説します。

レンタルサーバー選びにおいて、ディスク容量は非常に重要な要素です。

ディスク容量
Webサイトやメールのデータを保存できる容量の大きさ

レンタルサーバーの容量が不足すると、新規コンテンツが投稿できないなどのトラブルに繋がり、逆に多すぎると無駄なコストを支払う羽目に陥ります。

トラブルを防止しつつコスパ良くWebサイトを運営するためにも、目的や規模に応じた容量のレンタルサーバーを選びましょう。

そして、レンタルサーバーの容量で迷っている方には、「カラフルボックス」がおすすめです。

カラフルボックスでは計8種類のプランを提供しており、目的・サイト規模に合わせた最適な容量を選びやすくなっています。

さらに、プランのアップグレード・ダウングレードにも即時対応できて、コストを無駄にすることなく効率的にWebサイトを運営できます。

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レンタルサーバーの「容量」とは?

レンタルサーバーの「容量」とは

レンタルサーバーの容量とは、Webサイトのデータ(写真 / 動画 / 文章を記述したHTMLなど)を保存できる領域の大きさのことです。

「ディスク容量」と表記するケースも多く、レンタルサーバーや契約するプランによって利用できる容量は異なります。

例えば、容量500GBのレンタルサーバーを契約すれば、500GBの範囲内でコンテンツを投稿したり、メールの送受信データを保存できます。

レンタルサーバーの容量を超えると、新規コンテンツの投稿やメールの保存などができなくなるので、目的や規模に応じて十分な容量を確保しなければなりません。

なお、一般的なレンタルサーバー(共用サーバー)の場合、超大容量サーバーを複数のユーザーで共有し、契約プランに応じた容量が割り当てられます。

契約プラン毎に割り当てられた容量が「ディスク容量」となります。

レンタルサーバーの3つの領域

レンタルサーバーに保存するのは、Webサイトのデータだけではありません。

メールやデータベースの保存を含め、レンタルサーバーの容量は複数の用途に振り分けられています。

そして、保存対象に応じて、レンタルサーバーは複数の領域に分類されます。

レンタルサーバーの領域は、大きく以下の3つです。

  • Web領域
  • メール領域
  • データベース領域

契約プラン毎に全体の保存容量(ストレージ)が割り当てられ、すべてのデータが同じディスク容量を共有しています。

物理的に区切られているわけではなく、アカウント内でディスク容量を共有し、用途ごとに容量を分割しているのです。

ここでは、各領域について詳しく解説します。

Web領域とは

Web領域とは、Webページを構成する以下のようなファイルが保存される領域です。

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript
  • 画像
  • 動画
  • PDF
  • WordPress本体
  • デザインテーマ(WordPressサイトの見た目を整えるファイル)
  • プラグイン(WordPressに機能を追加するファイル)

Webサイト制作が目的なら、基本的にはWeb領域容量は基準にプランで選択して問題ありません。

Web領域の容量が個別に記載されていない場合は、全体のストレージ容量を参考に判断するのが一般的です。

メール領域とは

メール領域とは、以下のようなメールデータをサーバー内に保存する領域です。

  • メールの送受信データ
  • 削除せず保存しているメール本文・添付ファイル

メールはサーバー内のメール領域に保存され、メーラーを通して送受信します。

メールのやり取りが多いほど、十分なメール領域が必要です。

Webサイト運営が目的であればさほど気にする必要がありませんが、メールの送受信が多い法人の場合は、Web領域とメール領域の両方を考慮したうえで容量を選ぶべきでしょう。

なお、メールのやり取りが多くても、一定期間後に自動削除する設定にしておけば、最小限の領域で事足りるケースもあります。

データベース領域とは

データベース領域とは、以下のようなデータベースに関するデータが保存される領域です。

  • ユーザー情報(ログインID / パスワード)
  • コメント
  • 商品情報 / 在庫データ
  • サイト設定
  • プラグイン・デザインテーマの設定情報

データベース領域が不足すると、Webサイトの設定やユーザー情報が保存されず、Webサイトが適切に稼働しなくなる原因となります。

「HDD」と「SSD」の違い

「HDD」と「SSD」の違い

レンタルサーバーのストレージ(保存領域)は、以下の2つに分けられます。

  • HDD(ハードディスクドライブ)
  • SSD(ソリッドステートドライブ)

いずれも「データを保存する装置」であり、処理速度や価格などが異なります。

ここでは、HDDとSSDの特徴を詳しく解説します。

なお、専門的な話なので、難しい方は「SSDのほうが高スペックだが価格が高い」と捉えておけば問題ありません。

HDDとは

HDD(ハードディスクドライブ)とは、磁気ディスクにデータを記録し、読み出しする記憶装置です。

従来、レンタルサーバーといえばHDDが主流でした。

HDDの主なメリットは、以下のとおりです。

HDDのメリット
  • 使用する磁気ディスクが安価
  • 大容量のデータをコスパ良く保存できる

一方、以下のようなデメリットもあります。

HDDのデメリット
  • データの処理速度が遅い
  • 物理的な衝撃に弱い
  • 消費電力が比較的多い
  • 負荷がかかりすぎると発熱の原因となる

現在、高スペックなレンタルサーバーでは、後述するSSDが採用されている傾向があります。

SSDとは

SSD(ソリッドステートドライブ)とは、半導体素子メモリーがデータの読み書きをする記憶装置です。

主なメリットは以下のとおりです。

SSDのメリット
  • 稼働時間が短く、スピーディな処理が可能
  • 負荷による発熱が少ない
  • コンパクトで軽量
  • 衝撃による影響が少ない

特に、Webサイトの表示速度が高速になることから、高スペック帯のレンタルサーバーはHDDからSSDに移行しています。

ただし、HDDより高額であり、大容量のデータを保存する場合はコストを要します。

容量不足により発生する4つの問題

レンタルサーバーの容量が不足すると、以下のような問題が発生します。

容量不足により発生する問題
  1. 新規コンテンツを投稿できなくなる
  2. Webサイトが正常に動作しなくなる
  3. 新しいメールを受信できなくなる
  4. セキュリティ上の問題が発生する

ここでは、各問題について詳しく解説します。

新規コンテンツを投稿できなくなる

レンタルサーバーの容量が不足すると、新規ページの投稿ができなくなります。

新しく投稿する文章や画像を保存する領域が足りないためです。

画像や動画をアップロードしようとしてもエラーが出て、新規作成した記事も保存できなくなります。

新規ページが投稿できないと、Webサイトへの流入経路を失ったり、ユーザーに必要な情報を届けられません。

Webサイトが正常に動作しなくなる

レンタルサーバーの容量が不足すると、以下のような理由により、Webサイトが正常に動作しなくなる可能性があります。

  • プラグインやデザインテーマの更新ができない
  • サイト設定の変更が保存されない
  • キャッシュを生成できない

その結果、デザイン崩れや表示速度の低下、コメント・問い合わせ送信のエラーなどに繋がります。

最悪の場合、ログイン情報が保存されず、管理画面に入れなくなるといった事態も起こり得るため要注意です。

新しいメールを受信できなくなる

レンタルサーバーの容量不足により、新しいメールを受信できなくなります。

容量が足りないと、新しいメールを保存する領域がなくなり、サーバーがメールの受信を拒否してしまうためです。

メールソフトには「受信できません」や「容量がいっぱいです」などと表示されます。

取引先やユーザーのメールを受け取れず、重要な情報を見逃したり、問い合わせ対応が遅れて信頼を損なう恐れがあります。

セキュリティ上の問題が発生する

セキュリティリスクに繋がるため、レンタルサーバーの容量不足には迅速な対応が求められます。

レンタルサーバーの容量がいっぱいだと、WordPressやプラグインを更新できずに古いバージョンのままです。

セキュリティリスクの要因を放置してしまうと、攻撃者の標的となる可能性が高まるので要注意です。

また、アクセスログやエラーログが保存できず、不正アクセスが検知されなくなり、対応が遅れてしまう恐れもあります。

バックアップファイルをサーバー内に保存している場合、復旧作業も遅れてしまうでしょう。

容量が多すぎることで発生する問題

先述したとおり、Webサイトの運営において容量不足は絶対に避けるべきです。

しかし、レンタルサーバーの容量が過多だと、コストパフォーマンスを低下させます。

レンタルサーバーでは複数のプランが用意されており、料金が高額な上位プランになるほど多くの容量を使用できます。

例えば、レンタルサーバー「カラフルボックス」の容量と料金は以下のとおりです。

プラン名容量月額料金
BOX1200GB528円~
BOX2700GB484円~
BOX31,000GB814円~
BOX41,200GB1,089円~
BOX51,300GB1,639円~
BOX61,400GB2,739円~
BOX71,500GB3,839円~
BOX81,600GB7,689円~

つまり、容量が過剰なプランに加入すると、月額料金が高額になり、コスト面での負担が重くなります。

自身のWebサイトで必要な容量を見極め、過不足のないレンタルサーバーを契約するようにしましょう。

【用途別】レンタルサーバーの容量の目安

ここでは、以下の用途別でレンタルサーバーの必要容量の目安を解説します。

レンタルサーバーの容量の目安
  1. 個人ブログ
  2. 小規模なホームページ
  3. 大規模なコーポレートサイト
  4. ECサイト
  5. 画像・動画が中心のWebサイト

ここで紹介する容量より少し余裕のあるプランを選べば、基本的に問題ありません。

個人ブログ:10~50GB

個人ブログを運営する場合、必要な容量は10〜50GB程度です。

文章がメインの個人ブログは、基本的にHTMLコードで作成されており、ファイルサイズはそれほど大きくありません。

1ページあたり1〜2MBで、1,000記事投稿したとしても1〜2GB程度です。

コンテンツの他、WordPressやプラグインなどの導入に容量が必要ですが、合計で10〜20GB程度あれば問題ありません。

現在はレンタルサーバーの大容量化が進んでおり、ほとんどは十分な容量のプランを選べます。

ただし、一つのレンタルサーバーで複数ブログを運営する場合は、それだけ必要な容量が増えるため注意しましょう。

小規模なホームページ:10~100GB

個人事業主や中小企業が小規模なホームページを制作する際、10〜100GB程度の容量が必要です。

ビジネス利用ではページ単位の容量だけでなく、以下の要素も考慮する必要があります。

  • メールの保存容量
  • データ共有システムやオンラインチャットの使用容量

これらの利用が多い場合、多くの容量が必要になります。

一方、店舗やサービス情報を載せるだけといった最小限の用途であれば、10〜20GBの容量でも事足りることがほとんどです。

大規模なコーポレートサイト:100~300GB

会社案内やサービス紹介、採用活動を含む大規模なコーポレートサイトを制作する場合、100〜300GB程度の容量が必要です。

大規模なコーポレートサイトでは、お問い合わせの送受信データや社員用のメールアカウントなど、保存するデータが多岐にわたります。

参考までに、メール1件あたりの容量は50KB(テキストのみの場合)から5MB(添付ファイルがある場合)が目安です。

問い合わせ数やメールの送受信数が増えるほど使用容量は大きくなります。

ホームページに必要な容量だけでなく、メールや問い合わせの量を踏まえてレンタルサーバーを契約しましょう。

ECサイト:100~500GB

ECサイトの運営には、一般的に100〜500GB程度の容量が必要です。

ECショップの運営では、以下のようなデータの保存・管理が必要であり、多くの容量を確保することが求められます。

  • 商品説明ページ
  • 商品画像
  • 顧客情報
  • 注文履歴
  • 問い合わせ・注文に関するメールデータ

ただし、必要な容量はECサイトの規模により大きく異なります。

特に、商品数が多く、大量にページを作成する場合は、容量に余裕を持ってレンタルサーバーを選びましょう。

画像・動画が中心のWebサイト:50~500GB

以下のような画像・動画が中心のWebサイトを運営する場合、50〜500GB程度の容量が必要です。

  • 写真が中心の旅ブログ
  • 実物の写真を投稿するレビューサイト
  • 趣味で撮影した写真を投稿するブログ
  • カメラマンのポートフォリオ
  • 画像素材サイト

画像1枚あたりの容量は、1〜4MBが一般的です。

つまり、画像を1,000枚投稿すると、1〜4GB程度の容量を要します。

補助的に使う画像はWebPなどに圧縮することも可能です。

しかし、画像や動画がメインのコンテンツは、圧縮せずに投稿するのが望ましく、その分容量も大きくなりがちです。

レンタルサーバーの容量の選び方

レンタルサーバーの容量の選択時は、事前に以下の3つのポイントを確認しましょう。

レンタルサーバーの容量の選び方
  1. 制作するWebサイトの容量を見積もる
  2. コンテンツ以外で発生する容量を見積もる
  3. 柔軟にプラン変更できるレンタルサーバーが理想

ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

制作するWebサイトの容量を見積もる

Pingdom Website Speed Testのファーストビューの画像

レンタルサーバーの容量を選ぶ際は、制作するWebサイトの容量を大まかに見積もりましょう。

一般的なテキスト中心のコンテンツであれば、1ページあたり1〜2MBの容量となります。

また、画像をWebPに圧縮変換して挿入する場合、容量は1枚あたり150KB(0.15MB)〜600KB(0.6MB)程度になります。

仮に、画像込みで1ページあたり3MB、計500ページ投稿するとしたら1.5GBの容量が必要です。

ただし、1ページあたりの容量は、コンテンツの方向性により異なります。

詳しく知りたい方は、「Pingdom Website Speed Test」といったツールで方向性が近い競合Webサイトのページ容量を計測すると良いでしょう。

コンテンツ以外で発生する容量を見積もる

Webサイトそのものの容量に加え、コンテンツ以外で発生する以下のような容量も把握しましょう。

  • メールの保存容量
  • データベース関連の容量

例えば、メール1件あたりの容量は、50KB(テキストのみの場合)〜5MB(添付ファイルがある場合)が目安です。

仮に10万件のメールを保存し続ける場合、5~500GBの容量が必要になる計算です。

10万件という数字は一見多く感じますが、1日50件のやり取りを10年続ければ到達します。

長期的にメールを保存するとしたら、想像以上に容量が増えることを意識しておくと安心です。

企業の実態や送受信の頻度、保存件数などから、必要容量を事前に概算しましょう。

柔軟にプラン変更できるレンタルサーバーが理想

レンタルサーバーを選ぶ際は、柔軟にプラン(容量)変更が可能なサービスが理想です。

事前に必要な容量を見積もっても、実際にWebサイトを開設すると「想像より問い合わせが多い」や「途中からオウンドメディアの運用を始めたい」など、想定外の事態が起こり得ます。

その際、プランを柔軟に変更(アップグレード / ダウングレード)できるレンタルサーバーであれば、簡単に容量不足を解消でき、また容量が無駄に余る事態も防げます。

アップグレードに即時対応しているレンタルサーバーは多いですが、ダウングレードへの即時対応は決して多くありません。

ダウングレードが即時可能であれば、「思ったより容量を使わなかった」という事態にも対応できるので、レンタルサーバーを選びの参考にしましょう。

レンタルサーバーの容量で迷ったら「カラフルボックス」がおすすめ!

カラフルボックスのファーストビューの画像

レンタルサーバーの容量で迷っている方には、「カラフルボックス」がおすすめです。

カラフルボックスがおすすめの理由
  • 計8種類のプラン(容量)を提供
  • プランの即時アップグレード・ダウングレードに対応
  • WordPressは「快速セットアップ」で簡単インストール
  • 高性能なWebサーバー「LiteSpeed」を採用
  • 長めの30日間の無料お試し期間を提供
  • 過去14日分の自動バックアップ機能を搭載
  • 月額484円~利用開始できる高コストパフォーマンス

カラフルボックスでは容量の異なる計8種類のプランを提供し、即時アップグレード・ダウングレードにも対応しております。

Webサイトの規模に応じた最適なプランを選ぶことで、効率的にコストの最適化が可能です。

また、ページを高速表示できるWebサーバー「LiteSpeed」により、ユーザー体験に優れたWebサイトを実現します。

人気のWordPressも「快速セットアップ」を使えば簡単にインストールでき、自動バックアップやセキュリティ対策機能も充実しているので、Web制作の知識がない初心者の方には最適でしょう。

さらに、30日間の無料お試し期間を設けており、「本当に自分に合ったレンタルサーバーであるか」を見極めてから契約できて安心です。

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ぜひチェックしてみてください。

人気レンタルサーバーの容量と料金を徹底比較

人気レンタルサーバーの容量と料金を比較した結果は、以下のとおりです。

レンタルサーバープラン名容量初期費用月額費用
(36ヶ月契約)
カラフルボックスBOX2700GB無料
(3ヶ月以上の契約時)
484円~
エックスサーバースタンダード500GB無料990円
ConoHa Wingベーシック300GB無料678円
ロリポップスタンダード450GB無料495円
さくらのレンタルサーバスタンダード300GB無料500円

(2025年10月時点)

また、レンタルサーバー選びでは、容量以外にも各種スペック(CPU / メモリなど)を踏まえて検討することがポイントです。

おすすめのレンタルサーバーについては「レンタルサーバーのおすすめ23選をプロが徹底比較【WordPressブログ対応】」で詳しく解説しています。

レンタルサーバーの容量が不足した際の4つの対処法

レンタルサーバーの容量が不足した際の対処法は、大きく以下の4つです。

レンタルサーバーの容量不足時の対処法
  1. 画像ファイルの圧縮
  2. 重複データの削除
  3. 使用していないデータの削除
  4. サーバープランのアップグレード

レンタルサーバーを長期間使用し続けると、過去のデータが蓄積され、サーバーの容量を圧迫します。

サーバー容量が不足すると、新規コンテンツを投稿できなかったり、Webサイトが正常に稼動しなくなる原因となるので、適切な対処が必要です。

ここでは、各対処法について詳しく解説します。

画像ファイルの圧縮

EWWW Image Optimizerのファーストビューの画像

画像ファイルを圧縮するとレンタルサーバーの容量不足解消に繋がります。

画像ファイルをPNGやJPGのまま投稿すると、1枚あたり1〜4MBの容量になります。

1枚あたりの容量は小さくても、長期的にコンテンツを投稿し続けると、サーバーの容量を大きく圧迫します。

特に、1,000万画素といった高画質な画像は、容量が大きくなりがちなので注意が必要です。

通常の画質であれば、読者は画像の品質をほとんど気にしません。

以下のような形式で圧縮すれば、画像容量を大幅削減できます。

  • 大きいサイズの画像をリサイズする
  • 画像形式をWebPに変換する

例えば、画像形式をPNGからWebPに変換すれば、容量は4分の1から3分の1程度に圧縮できます。

画像で容量10GBを使っている場合、2.5〜3GB程度に抑えられる計算です。

WebPへの変換は表示速度の改善にもなり、「EWWW Image Optimizer」などのプラグインなら自動で変換してくれるので、積極的に活用しましょう。

重複データの削除

CCleanerのファーストビューの画像

重複データの削除により、レンタルサーバーの容量に余裕が生まれます。

重複データ
同じ文書やファイルが複数コピーされて存在するデータ

一つのレンタルサーバーのもとで稼働していると、中身が同じファイルがいくつも存在し(重複データ)、容量を圧迫します。

ファイル名に「(1)」「(2)」「Copy」などとついている場合、重複ファイルの可能性が高いです。

最新版以外の重複データを削除すると、Webサイトやシステムの機能を損なわないまま、容量に余裕を持たせられます。

重複部分を自動検出して削除するツール(CCleanerなど)を活用すると、重複データを短時間で削除できます。

また、組織内で重複ファイルを生み出さないよう、マニュアルやデータ管理の方法を統一することも大切です。

使用していないデータの削除

レンタルサーバーの容量が不足してきたら、使用していない不要なデータを削除しましょう。

具体的には、以下のようなデータが挙げられます。

  • 古いバックアップファイル
  • 古いログファイル
  • 使用しないメール(完了した案件など)
  • 長期間利用していないファイル

不要なデータは時間が経つほど削除していいか判断しづらくなるので、定期的に削除することをおすすめします。

毎月データ整理の時間を取る、一定期間が過ぎると自動削除される仕組みを導入するなどの対策が有効です。

また、組織でレンタルサーバーを使っている場合、削除対象データを判断するためのルールを設けましょう。

削除対象データを判断するルールの例
一定期間(1年間など)使用していないデータは、削除あるいはアーカイブ保存する

加えて、社員旅行や社内イベントといった業務に直接関係のない画像データなどは、外部ストレージに移動するなどの対策も挙げられます。

サーバープランのアップグレード

上記の方法を試してもレンタルサーバーの容量が不足しているなら、サーバープランのアップグレードを検討しましょう。

月額料金負担は増えますが、数百ギガバイト単位でサーバー容量を増やせます。

プランによってはCPUやメモリもグレードアップし、表示速度の高速化などを実現できるケースがあります。

これからレンタルサーバーを契約する方は、将来的なアップグレードも視野に入れてのサービス選びも必要です。

レンタルサーバーの容量に関するよくある質問

よくある質問の画像

レンタルサーバーの容量に関するよくある質問は、以下のとおりです。

  • レンタルサーバーの容量で迷った際の対処法は?
  • レンタルサーバー選びで容量以外に重視すべき要素は?
  • 容量無制限のレンタルサーバーはある?

ここでは、それぞれの質問に詳しく回答します。

レンタルサーバーの容量で迷った際の対処法は?

レンタルサーバーの容量で迷ったら、以下の2つを満たしたサービスを選ぶと良いでしょう。

  • 想定される使用容量よりも若干余裕のある容量が割り当てられる
  • プランの即時アップグレード・ダウングレードに対応している

容量に多少余裕のあるプランを契約すれば、将来的にコンテンツを増やしてもすぐには容量不足に悩まされません。

また、万が一契約したプランが合わなくても、即時アップグレード・ダウングレードに対応していれば、すぐに最適なプランに変更できます。

想定される使用容量については、本記事の「【用途別】レンタルサーバーの容量の目安」を参考にしてください。

レンタルサーバー選びで容量以外に重視すべき要素は?

レンタルサーバー選びでは、容量以外にも以下のような要素に着目しましょう。

  • メモリ:データを一時的に保存する領域で、容量が大きいほど同時に多くの情報を処理できます。
  • CPU:計算やデータ処理を行う領域で、高性能であるほど処理速度が高速になります。
  • 転送量:サーバーからユーザーの端末に配信できるデータ総量で、多いほど大量のアクセスを遅延なく処理できます。
  • マルチドメイン:マルチドメインに対応していれば、一つのサーバー契約で複数のドメイン名でWebサイトを運営できます。

レンタルサーバーの選び方について詳しくは「WordPressに最適なレンタルサーバーの選び方とは?注意点やおすすめサーバー5選も解説」をご覧ください。

容量無制限のレンタルサーバーはある?

一般的なレンタルサーバー(共用サーバー)で、容量無制限のサービスはほとんどありません。

レンタルサーバー「GIGA」など、ディスク容量無制限プランを提供しているサービスも稀にありますが、基本的には上限ありで容量が割り振られます。

とはいえ、ほとんどのケースで容量無制限のスペックは必要ではありません。

個人ブログや中小企業の小規模なホームページに限れば、100GB程度の容量があれば十分に事足ります。

例えば、カラフルボックスのBOX2プランで700GBの容量を確保すれば、容量を気にせず利用できるでしょう。

まとめ:カラフルボックスなら必要な容量を柔軟に確保!

レンタルサーバーの選択時は、ディスク容量の確認が必須です。

ディスク容量が足りないと、新規コンテンツが投稿できなかったり、Webサイトが正常に稼働しない原因となります。

一方、容量過多のレンタルサーバーを契約してしまうと、余計なコストを支払うことになり、財務面での負担が生じます。

事前に使用容量の目安を把握したうえで、過不足のないレンタルサーバーを選択しましょう。

レンタルサーバー「カラフルボックス」であれば、アップグレード・ダウングレードの即時変更に対応、サイト規模や目的に合わせて柔軟に選べる8種類の料金プランを提供しております。

また、Web制作の知識がない初心者でも簡単にWordPressサイトを開設できる「快速セットアップ」を搭載、また、ページを高速表示できるWebサーバー「LiteSpeed」を採用してるので安心です。

長めの30日間の無料期間をご用意しておりますので、まずは気軽に「自分に合っているかどうか」を試してみてはいかがでしょうか。

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▼WordPressの始め方はこちら▼ 【超初心者向けに解説】WordPressブログの始め方【超初心者向け】WordPressブログの始め方を簡単にわかりやすく解説